お庫裡から 2018年2月

守綱寺

2018年02月10日 20:00




冬休みが終わり、孫たちが学校へ通い出した途端、中1の誓くんが、インフルエンザをもらってしまいました。
仲良しの兄弟なので、当然のように3日遅れで中3の開くんもインフルに。
2人とも熱が高く、何日も部屋に引きこもったままで顔を合わさない日が続きました。
インフルは治りかけがうつる確率が高いというので、子どもたち2人は家族に気遣い、自分たちの行動を配慮して行ってくれています。
食堂に物を取りに行ったら、やっと熱が下がったという開くんが食卓にいて、久しぶりに顔を合わせました。
私の姿を見ると「あっ、おばあちゃん。おばあちゃんにうつすといけない」と、すーっと立ち上がった姿がスラリと見えたので、「あれ、開くん。少しやせたからかな、何だか背が高くなったように見える」と言うと、「この間はかったら、僕、今169センチあるよ」という返事。
前に背のことを聞いたときは165センチと言っていたので、ここ近々で4センチも伸びていたのです。
毎日見ていると気づかないことでも、少し間が空くと、気づくことがあるのですね。
ああ、そうだった。
開くんばかりではない。この私も、私の周りも、日々変わりづめに変わっているのだった。
こんな些細で、かつ重要なことに、新鮮な驚きをもって、2018年の初月が終わろうとしています。
麦の芽の伸びゆく様や孫の背丈

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