2019年09月11日

お庫裡から 2019年9月

お庫裡から 2019年9月

夏休み、朝起きると3人の孫を引き連れて廊下をふいていたのは、いつまでだったろう。
長男孫は高校2年生。
朝、姿を見かける事は無く、夜も図書館に行っているのか、一緒に夕食をとる事は少ない。
次男孫は中学3年生。
夏休み前半はハンドボールの大会。
なんと県大会まで勝ち進み、部活漬け。
後半は友達からの電話にいそいそ出かける。
きっと交流館のワンテーブルを占拠して、ノートを広げ勉強、イヤ、お喋りしてるんでしょう。
小学6年生の在ちゃんも、なんやかんやと忙しく、家でボーッとしている事は無く、今日もヘルメットをかぶり、自転車をこぎ出して行く。
孫に遊んでもらえなくなった私はと言うと、雑巾を絞り、廊下を走る元気は、今はもう無い。
少し動くと胸が躍る、足がつる、腰膝痛む。
歩くという事が、一番嫌いな動作になってしまった。
これは暑さのせいだと思いたい。
頭で思う事(あそこの草をとりたい。あの枝を剪定したい。あそこの笹を刈りたい。あそこを掃きたい。あそこをふきたい。あそこを整理したい。等々)と、実際に出来た事との距離が、どんどん離れていく。
これが加齢ということなのかと、しみじみ思う。
加齢の私は、物を取りに部屋に入っても、必ず忘れ物をする。
すると同じ部屋に何度も足を運ぶ事となる。
そして探し物、あの部屋、この部屋、何度も部屋を歩きまわる。
それ等は、一番嫌いと言っている私を歩きまわらせる。
うまく出来ている。面白いなー。

Posted by 守綱寺 at 20:00│Comments(0)
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