2019年12月13日
今月の掲示板 2019年12月
これで解ったという顔をするほど
哀れなことはない
命が 枯渇しているからだ
いつも初々しく 小児のように
今初めて人生に臨むように
好奇心に 目を光らせよう
いつも 若芽のような人生
それこそは願わしい
とりとめもない そしてあどけない人生―
これで一生を貫こう
判ったような顔をして 老人になってしまうことを
君よ 一体 命が許すか
(S41.2「大雪山」134号 毎田周一より)
いのちそのものは
誰のだって
本当に美しいものなのに
人は その属性を
分別したがる
そして
善悪や賢愚を
それに押しつけるのだ
その分別や評価のお蔭で
損をするのは 誰か
いのちそのものに触れて
それが信ともなり 愛ともなって
そこに 深いよろこびが湧く
そのいのちに触れるには
ただ惚れぼれと という
あの直観に
そっくり身を任せるの外はない
(S41.4「大雪山」136号 毎田周一より)
Posted by 守綱寺 at 20:00│Comments(0)
│今月の掲示板