2020年06月26日
本堂に座って 2020年6月
コロナウイルスの感染拡大防止のため、「3密を避ける」「外出を自粛する」ことが強く求められています。
読み聞かせ会に来てくれている未就園児の子たち(とそのお母さん)はいろいろ大変だろうなぁ思います。
そこで今更な感じもありますが、以前もこの欄で紹介した内海聡医師が「子どもがグズるときの対処法と心構え」を書いておられたので、紹介します。
子どもがグズるときの対処法と心構え
父親であれ母親であれ子どもがグズると困るようです。
ここでは医学的な知識も参考としてうつみん的対処法を書いてみましょう♪
1.まずなによりも抱っこすることです。理由は何でもよくそこでグズっているのを怒ったところで問題は解決しません。
グズるのは単純にいちばん信用している親に聞いてほしいことがあるからであり、聞く前に安心感を与えることが重要であって、怒ってもグズっているときに聞いても問題は解決しません♪
2.親として自分の何が「それ」を引き起こしたか考えます。
そのタイミングこそ抱っこするときでもあるということです。
往々にしてそれはどうでもいいことであったり、食べさせているモノであったり日々の習慣であったりします。
それを省みない限り対処にはなっていませんよね♪
3.大人でもそうですが人間は一度反動という行動を起こします。
相手が間違っておらず自分が間違っていると思ってもそういう行動をするのです。
子どもがグズる時はそういうモードに入っているときでもあり、それを理解したうえで落ち着くまで待ってみることです♪
4.待つために重要なのは時間を取っておくということです。
つまり子どもと一緒に出かける時に大人の都合で時間割を決めるなど論外です私は子どもと出かけるときは二倍かかることを前提に予定を組みます。
これは子どもだけでなく大人側の余裕も生み出すのです♪
5.さて、ではなぜグズっているのかを聞いてみましょう。
聞けないならなぜグズっているのかを考えてみましょう。
きっと言葉であれ体であれ訴えがあるはずです。
子どものやることは大人の常識から考えると理不尽なことがありますが、彼らにとっては理不尽でも何でもなく必然でやっているのです♪
6.内容が躾けたほうがよいようなものだった場合、ダメという言葉を使うのは非常に良くありません。
そうではなく「なぜダメなのか」「なぜそうなのか」を話し、それを理解してもらうことが重要です。
これは子どもが外で、お菓子を友達と食べてきてしまう場合も同じことが言えるのです♪
7.内容がややわがままであっても親に対する求めの場合、ここが最も重要です。
それは単純にして最も難しい行動、つまり「ごめんね」と謝ってあげることです。
子どもは未熟なのでとにかく感情を満たすことを望んではいますが、同時にいつもそのことに罪悪感を感じているのです♪
8.そうするとどうなるか、時間をおいてから逆に子どもが謝ることが最もよくみられるパターンです。
これは児童心理でもそうですが、子どもは自分のわがままを聞いてもらえるかどうかを試しているのです。
だからそれを前提に親が聴いていることはとても大切です♪
9.もし時間に余裕があるなら、親ではなくほかの人(この場合まさにジジババなど)に聴いてもらうことも重要です。
場合によっては友人の大人でもいいのですが、親には話せないが他人には話せるということがあります。
これは浅い裏心理ではありますが子どもでも隠していることがたくさんあるのです♪
(内海聡医師のフェイスブックより一部を引用しました。)
Posted by 守綱寺 at 11:28│Comments(0)
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