2021年10月06日
今日も快晴!? 2021年10月
お寺で活動している育児サークルの仲間で集まっていたときのことです。
途中からコロナやワクチンについての話になりました。
それぞれが感じている色々なモヤモヤを吐き出す内に、ある人が「自分はまだワクチンを打ちたくないと思っているのに、実家の親から『何故打たないんだ。子どもたちのために打つべきだ。打たないのはわがままだ。』と言われて悩んでしまう…。」という話が出ました。
丁度、豊田市外に住む友人からも、「自分はワクチンを打ちたくないと思っているけれど、子どもの部活動の保護者のLINEグループで、『ワクチンの接種は終わった?いつ打つの?』みたいな内容が回り、どう返事をすれば良いのか困っている。」という相談も受けたところだったので、色々な場所でワクチン・ハラスメント(ワクチン接種を受けていない人への同調圧力や差別につながる行為)が行われているように感じます。
コロナに対する恐怖心が差別や偏見を生み出しているのは分かるのですが、まだ治験中で、安全性が確認されていないワクチンを不安に思う人がいるのも当然で、「ワクチンを打てば安心」と思う人がいるのと同じように、「打たない方が安心」と思う人もいることは、互いに理解し尊重し合えたら良いのにと思います。
愛知・岐阜・三重の3県知事共同のメッセージには「ワクチン接種は、希望者の同意に基づき行われるものであり、職場や周りの方などに接種を強制したり、接種を受けていない人に対する誹謗中傷、偏見や差別につながる行為は絶対に行わないでください。」とあります。
次男の学校で配られた「県立学校生徒の新型コロナワクチン接種の支援について」というお知らせにも、
「○接種を「受ける・受けない」は個人の自由です。その判断に対して、他人が賛否などの意見を述べるのは絶対に止めて下さい。接種に関しては個人の考えは最大限に尊重
されるべきです。
○また、接種したくても心身の事情により接種出来ない人もいます。こうした様々な事情のある人達と共に学校生活を送っていくということをしっかり認識して下さい。
○次に、不適切な言動と思われる例を3つ挙げます。いわゆる同調圧力と言われるものです。注意して下さい。
例①なぜ、君は接種しないの?
②部内から陽性者が出ると、大会に出られなくなってしまうから皆で接種しよう。
③受験前の大切な時期に臨時休業になると困るから、皆で接種しよう。」
とありました。こうした情報が、接種を勧める情報と同時にきちんと伝わると良いなと思います。
お墓参りに来られていたおばぁちゃまとお喋りしていたときのことです。
「何だかおかしな時代になって来ちゃったねぇ。」
「そうなんですよ~。ワクチン接種をしないと非国民と言われているような感じで…。」
「本当にそうよ!私は7歳の時に終戦だったけれど、戦争中みたい!」と言う話が出ました。
新聞やラジオからは政府に都合の良い情報だけが流れて、「お国のために」と戦争に突き進んだ時代と、新聞やテレビで接種を促す情報ばかりが流れる今と、何だか似たような空気感を感じるのは私だけでしょうか。
Posted by 守綱寺 at 12:02│Comments(0)
│今日も快晴!?