2023年09月13日
お庫裡から 2023年8月
7月23日のミニコンサート、まだ先、まだ先と思っていたのに、どんどん日が過ぎ、いよいよ当日の朝を迎えました。
平素私はたいへん遅起きなのに、なぜか今日はなんと午前2時に目が覚めてしまいました。
起きるには早過ぎる時間、横になって目をつぶっていると、今日歌う歌が頭の中を流れ出します。
全曲暗譜したと思っていたのに、アレ、ここはどうだっけ、アレ、ここは、アレ、アレと、不安材料が次々出てきます。
この期に及んで困った事態です。
朝起き出して一番は楽譜の確認、リハーサルで再確認。
そしていよいよ、本番の舞台が始まりました。
平田聖子先生の力の入った指揮、テノールの大久保亮さんの艶のある伸びやかな声、緩急豊かに表現される松本成美さんのピアノ、そして毎月みのりコーラスを指導してくださる加藤友佳さん、伴奏の山田遙香さんがコーラスに加わってくださり、今までにない華やかな舞台になりました。
歌い終えて舞台をおりると、メンバーのみんなが、歌いきった満足と、この舞台に立てた感動で涙を流しています。周りから「いい舞台だったね」「みのりさん上手だったよ」と声をかけられ、ますます涙が止まりません。
客席にいた在ちゃんが周りの声を拾ってくれました。
「みんなよく声が出ていて上手だったね」「うちもナンマンダブツなんだよ」「初めてだけどこんな曲もいいね」「みんな楽しそうに歌っていたね」等。
30分の舞台で何度「なんまんだぶつ」が出たか、数えきれません。
「キリエ」や「アーメン」の曲と同じように、普通のコンサートで「なむあみだぶつ」の曲が歌われるようになるといいなと思います。
今回のことを通して、私はなんと素晴らしい仲間、人々に恵まれていることか、舞台の余韻と共に、深い感動を味わっているのです。
Posted by 守綱寺 at 11:42│Comments(0)
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