2024年10月23日
お庫裡から 2024年8月
7月15日、我が家はテレビを観忘れてはいけない日でした。NHKの学生ロボットコンテストが放映され、孫の開くんが映っていると思われたからです。孫がテレビに映るとならば、観ない訳にはいきません。
このロボコンは、まず全国応募があり、ビデオ審査を2度通過した18校が大会に出場できます。開くんの早稲田もその中に入りました。18校は3校ずつ6組に分かれ予選を戦います。
開くんはピットクルーの一員として出場しています。予選の初戦は慶応です。早慶戦らしく盛り上がり、初戦突破。しかし次の京都工芸繊維大学に敗れ、あわやここまでと思われましたが、ワイルドカード(敗者復活)の2校に選ばれ、本選を戦えることに。早稲田のロボット操作は女の子です。ここまでくると、対戦より開くんが映ることに関心が向きます。
「いい、開くんは白いズボンをはいているからね」「白いズボンの子探してね」「あ!ズボン白い」「あー、もう消えた」「あ、開くんだ」「うーん、もうちょっとカメラが止まっていてくれたらいいのに」「あ、映った、映った」一生懸命画面を見つめますが、カメラはロボットを操作する女の子にスポットを当て、家族が期待するほど開くんをカメラはつかまえてはくれません。家中で大騒ぎをする中、早稲田は見事敗退し、開くんの挑戦は終わりました。
開くんは中学に入った時、ロボット部に入りました。高校では、文系と思っていた彼は理系を選び、ロボットにこだわり理工学部を選びました。大学ではロボコンサークルに入り、ここまで戦えるチームを作ったのは立派です。インタビューを受けた操作した女の子が「このチームはみんなとても仲がいいのです」と言っていました。彼はとてもいい仲間に恵まれているのでしょう。私たちも大いに楽しませてもらいました。
春休みもゴールデンウィークも返上してロボコンに打ち込んできた彼は、夏休みは帰省してくれるでしょうか。楽しみに待っています。
Posted by 守綱寺 at 11:25│Comments(0)
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